皆様こんにちは!ひとしきです。
今回は、「ケージサイズ60㎝以下で飼育できるおすすめのペット爬虫類10選!」と題して、60㎝以下の小スペースで飼育できるペット爬虫類を10種類、紹介していきたいと思います。
「爬虫類を飼ってみたいけど、スペースが限られているから無理かも……」と思っていませんか?
実は、60cm以下のコンパクトなケージでも飼育できる魅力的な爬虫類がたくさんいるんです!
小さなケージでも十分な環境が整えられ、インテリアにも溶け込む彼らは、忙しい日常に癒しを与えてくれる最高のパートナーになります。
手間が少なく、飼育初心者でも楽しめる種類をご紹介しますので、爬虫類飼育を考えている方はぜひ参考にしてみてください!
目次
今回紹介する爬虫類は、以下の10種類です。
- ヒョウモントカゲモドキ
- ニシアフリカトカゲモドキ
- クレステッドゲッコー
- ガーゴイルゲッコー
- グランディスヒルヤモリ
- トゲオアガマ
- ローソンアゴヒゲトカゲ
- サバクイグアナ
- コーンスネーク
- ミルクスネーク
ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)

レオパードゲッコー(レオパ)は、可愛い見た目と飼いやすさから、ペット爬虫類の代名詞的存在ですね。現在では様々な種類の色柄(モルフ)が販売されており、自分好みの色柄を選べるのも魅力です。
ケージサイズや飼育のポイントは以下の通りです。
- 最大体長は20~25㎝。人に慣れやすい個体も多く、ハンドリング可能なことも多い。
- ケージサイズは幅45㎝×奥行30㎝×高さ30㎝あれば終生飼育可能(レイアウトにもよる)
- 夜行性。昼は隠れ家でじっとしている。
- 野生下では砂漠の乾燥地帯に生息しており、地面や岩の上を歩き回る性質を持つ(地上棲)。垂直の壁を上ったりはしないので、岩や木などのレイアウトは横向きかつ立体的に配置する。
- ケージ内温度は25~30度とし、温度が高い場所と低い場所を作る。低温に弱いのでパネルヒーターなどの保温設備は必須。バスキングライトやUVBライトは不要。
- ウェットシェルターは全身が隠れるサイズのものが必要。全身が入れないと脱皮不全を起こす可能性がある。
- 床材はヤシガラマットやデザートソイルなど。誤飲を防ぐため、ペットシーツで飼育している人も多い。
- 霧吹きは1日1~2回程度。水入れから飲まない個体もいるので必須。
- 餌は昆虫または人口フードで、人口フードを食べるかは個体差がある。昆虫はコオロギやミルワーム、ゴキブリなど、口に入るサイズのものを週3~4回与える。
ニシアフリカトカゲモドキ(ファットテールゲッコー)

ニシアフリカトカゲモドキは、1つ目に紹介したレオパに非常によく似た種類で、レオパ同様に色柄(モルフ)も多く販売されています。レオパよりも「ずんぐり」とした印象を受けます。また、ニシアフリカトカゲモドキは瞳孔以外も真っ黒なため、レオパよりも「つぶらな瞳」をしていますね。
ケージサイズや飼育のポイントは以下の通りです。
- 最大体長は20~25㎝。臆病な個体が多く、人に慣れにくい。
- ケージサイズは幅30㎝×奥行30㎝×高さ20㎝以上あれば終生飼育可能(レイアウトにもよる)
- 夜行性。昼は隠れ家でじっとしている。
- 野生下では湿った荒地や草原、岩場などに生息しており、多湿を好む。レオパ同様に垂直の壁を上ったりはしないので、岩や木などのレイアウトは横向きかつ立体的に配置する。
- ケージ内温度は28~35度とし、温度が高い場所と低い場所を作る。低温に弱いのでパネルヒーターなどの保温設備は必須。バスキングライトは不要。
- 臆病な性格のため、隠れ家は必須。ウェットシェルターは全身が隠れるサイズのものが必要。全身が入れないと脱皮不全を起こす可能性がある。
- 床材は保湿性の高いヤシガラマットやソイルなど。誤飲を防ぐため、ペットシーツで飼育している人も多い。
- 霧吹きは1日1~2回程度。多湿を好むことや、水入れから飲まない個体もいるので必須。
- 餌は昆虫または人口フードで、人口フードを食べるかは個体差がある。昆虫はコオロギやミルワーム、ゴキブリなど、口に入るサイズのものを週3~4回与える。
クレステッドゲッコー

クレステッドゲッコーは、先に紹介したレオパやニシアフとは違う樹上性のヤモリで、俗に「壁チョロ系」と呼ばれる種類の代表格です。大きな丸い目と人に慣れやすい性格、夜間の活動時間には活発に動き回ることから、非常に人気の高い種類ですね。
最近では色柄(モルフ)も多数販売されており、注目度の高い種類です。
ケージサイズや飼育のポイントは以下の通りです。
- 最大体長は20~25㎝程度。穏やかな性格で人に慣れやすく、ハンドリングが可能な個体も多い。
- ケージサイズは幅30㎝×奥行30㎝×高さ45㎝以上あれば終生飼育可能(レイアウトにもよる)。樹上性で壁を上る性質のため、床面積よりも高さが重要。
- 夜行性。昼は隠れ家でじっとしている。
- 野生下では森林地帯に生息しており、湿度が高い環境を好む。ケージ内には樹木やコルク板などの垂直に登れるレイアウトと横になれる止まり木を配置し、大きな葉などで隠れる場所を作る。
- ケージ内温度は24~27度とし、パネルヒーターを側面に設置することで温度が高い場所と低い場所を作る。バスキングライトは必要ないが、UVBを照射するライトはあるほうが良い。
- ウェットシェルターは不要だが、水入れと餌入れが必要。
- 床材は保湿性の高いハスクチップやヤシガラマットなど。
- 霧吹きは1日1~2回程度。多湿を好むことや、水入れから飲まない個体もいるので必須。
- 餌は果物や昆虫または人口フードで、比較的人口フードを食べる個体も多い。果物はバナナやマンゴーなど。昆虫はコオロギやミルワームなどを、バランスよく与える。
- しっぽを自切しやすいので注意!
ガーゴイルゲッコー

ガーゴイルゲッコーは、クレステッドゲッコーによく似た樹上性のヤモリで、頭に角のような突起があり、ゴツゴツした皮膚とトゲトゲのしっぽを持っています。クレステッドゲッコーと同じニューカレドニアの森林地帯に生息しており、飼育方法もクレステッドゲッコーと同様です。
ケージサイズや飼育のポイントは以下の通りです。
- 最大体長は15~20㎝程度。おとなしい性格で人に慣れやすく、ハンドリングが可能な個体も多い。
- ケージサイズは幅30㎝×奥行30㎝×高さ45㎝以上あれば終生飼育可能(レイアウトにもよる)。樹上性で壁を上る性質のため、床面積よりも高さが重要。
- 夜行性。昼は隠れ家でじっとしている。
- 野生下では森林地帯に生息しており、湿度が高い環境を好む。ケージ内には樹木やコルク板などの垂直に登れるレイアウトと横になれる止まり木を配置し、大きな葉などで隠れる場所を作る。
- ケージ内温度は24~27度とし、パネルヒーターを側面に設置することで温度が高い場所と低い場所を作る。バスキングライトは必要ないが、UVBを照射するライトはあるほうが良い。
- ウェットシェルターは不要だが、水入れと餌入れが必要。
- 床材は保湿性の高いハスクチップやヤシガラマットなど。
- 霧吹きは1日1~2回程度。多湿を好むことや、水入れから飲まない個体もいるので必須。
- 餌は果物や昆虫または人口フードで、比較的人口フードを食べる個体も多い。果物はバナナやマンゴーなど。昆虫はコオロギやミルワームなどを、バランスよく与える。
- しっぽを自切しやすいので注意!
グランディスヒルヤモリ

グランディスヒルヤモリは、色鮮やかな緑色の体色が非常に美しい、樹上性のヤモリです。マダガスカルヒルヤモリとも呼ばれ、マダガスカルの森林に生息していますが、住居周辺でみられることもあります。その体色から、非常に人気が高いヤモリですね。
今回紹介するヤモリの中では、飼育時の注意点が多く、飼育難易度がやや高めです。
ケージサイズや飼育のポイントは以下の通りです。
- 最大体長は30㎝程度。物怖じしない性格だが、動きが素早いためハンドリングには不向き。
- ケージサイズは幅45㎝×奥行45㎝×高さ60㎝以上あれば終生飼育可能(レイアウトにもよる)。樹上性で壁を上る性質のため、床面積よりも高さが重要。
- 昼行性で活発に動く。夜は隠れ家でじっとしている。
- 野生下では森林地帯に生息しており、やや多湿を好む。ケージ内には樹木やコルク板などの垂直に登れるレイアウトと横になれる止まり木を配置し、大きな葉などで隠れる場所を作る。
- ケージ内温度は26~28度とし、パネルヒーターを側面に設置することで温度が高い場所と低い場所を作る。
- 昼行性のためバスキングライトやUVBを照射するライトが必要。バスキングスポットは35度くらいになるようにする。
- ウェットシェルターは不要だが、水入れと餌入れが必要。
- 床材は保湿性の高いハスクチップやヤシガラマットなど。
- 霧吹きは1日1~2回程度。あまり水入れから水を飲まないので必須。
- 餌は主に昆虫で、クレステッドゲッコー用の人口フードも食べる。昆虫はコオロギやミルワーム、ゴキブリなど。
- 強く持つと皮膚がはがれやすいので注意!
トゲオアガマ

トゲオアガマは、名前の通りトゲトゲのしっぽが特徴のずんぐり体系のトカゲです。フトアゴヒゲトカゲなどと同様、成長するにしたがって、植物食性が強くなります。
トゲオアガマには多くの種類が存在し、大きさも異なります。60㎝以下の幅で飼育できるものとしては、「ゲイリートゲオアガマ」や「オルナータトゲオアガマ」などが挙げられます。おとなしい性格で初心者向けとして扱われている「サバクトゲオアガマ」が一番人気で、流通量も多いです。この種類も60㎝ケージで飼育が可能とされますが、最大サイズは40㎝ほどになるため、90㎝幅のケージが理想ですね。
ケージサイズや飼育のポイントは以下の通りです。
- 最大体長は30~70㎝程度(種類による)。購入する際はよく確認する必要がある。特にサバクトゲオアガマはおとなしい性格で扱いやすい。
- ケージサイズは幅60㎝×奥行45㎝×高さ45㎝以上あれば飼育可能。種類によっては大型化するためケージのサイズアップが必要になる。
- 昼行性。夜は隠れ家でじっとしている。
- 野生下では乾燥した砂漠地帯に生息しており、乾燥を好む。地上を歩き回るため、岩や木などは横向きかつ立体的に設置する。
- 昼行性で強い日光を好むためバスキングライトやUVBを照射するライトが必須。バスキングスポットは60度くらいになるようにする。
- ケージ内温度は27~35度くらいが良いとされるが、バスキングライトが消えた後は20度くらいまで下げるほうが自然環境に近く、長生きする。
- 大型のウェットシェルターか隠れ家が必要。野菜から水分を摂取するため、水入れは不要。
- 床材は乾燥地帯用のデザートソイルやウォールナッツサンドなど。
- 霧吹きは1日1~2回程度。
- 餌は主に野菜で、たまに昆虫、リクガメ用の人口フードも食べる。野菜は小松菜やニンジン、昆虫はコオロギやミルワーム、ゴキブリなど。飽き性な側面もあり、様々な種類の餌が必要になる場合がある。
- 縄張り争いをせず、多頭飼育が可能。その場合はケージを大きくする。
ローソンアゴヒゲトカゲ

ローソンアゴヒゲトカゲは、ペットリザードとして有名な「フトアゴヒゲトカゲ」によく似たトカゲで、フトアゴヒゲトカゲと似た生態を持っています。小さなフトアゴといった感じですね。ですがフトアゴと比べて、あまりあごの鱗が発達しません。
フトアゴと飼育の方法はほとんど変わりませんが、ローソンアゴヒゲトカゲのほうが小型のため、60㎝幅のケージで終生飼育可能です。
ケージサイズや飼育のポイントは以下の通りです。
- 最大体長は30㎝程度。おとなしく人に慣れやすい。ハンドリング可能な個体も多い。
- ケージサイズは幅60㎝×奥行45㎝×高さ30㎝以上あれば終生飼育可能。
- 昼行性で活動的。夜は隠れ家でじっとしている。
- 野生下では乾燥した砂漠地帯に生息しており、乾燥を好む。地上を歩き回るため、岩や木などは横向きかつ立体的に設置する。
- 昼行性で日光を好むためバスキングライトやUVBを照射するライトが必須。バスキングスポットは45度くらいになるようにする。
- ケージ内温度は25~30度くらいが良いとされる。昼夜の温度勾配をつけるほうが健康的に飼育できる。バスキングライトが消えた後は21度くらいまで下げるのが良い。
- 大型のウェットシェルターか隠れ家が必要。水入れや餌入れも必要だが、動かない水を認識できない個体もいるので、その場合は覚えさせる必要がある。
- 床材は乾燥地帯用のデザートソイルやウォールナッツサンドなど。
- 霧吹きは1日1~2回程度。
- 餌は主に昆虫で、野菜やフトアゴヒゲトカゲ用の人口フードも食べる。昆虫はコオロギやミルワーム、ゴキブリなど。たまにピンクマウスなどを与えると良いが、与えすぎると太るため注意。
サバクイグアナ

サバクイグアナは、小さな顔と短い鼻、長いしっぽが特徴的な小型のイグアナです。グリーンイグアナなどと比較すると流通量が少なく、見かける機会は少ないかもしれません。主に野生で捕獲された個体(WC:Wild Caught)が販売されています。
最大体長が40㎝ほどになりますが、しっぽが長いため幅60㎝のケージでも飼育可能です。が、活動量は個体によって違うため、狭く感じるときは90㎝のケージへサイズアップしてあげるほうが良いでしょう。
今回紹介するトカゲ類の中では、飼育難易度がやや高めです。
ケージサイズや飼育のポイントは以下の通りです。
- 最大体長は40㎝程度。おとなしい個体が多い。ハンドリングが可能かは個体による。
- ケージサイズは幅60㎝×奥行45㎝×高さ45㎝以上あれば飼育可能。立体的なレイアウトにすれば移動できる範囲も増える。
- 昼行性で活動的。夜は隠れ家でじっとしている。
- 野生下では乾燥した砂漠地帯に生息しており、乾燥を好む。地上を歩き回るため、岩や木などは横向きかつ立体的に設置する。
- 昼行性で日光を好むためバスキングライトやUVBを照射するライトが必須。バスキングスポットは40度くらいになるようにする。
- ケージ内温度は25~30度くらいが良いとされる。昼夜の温度勾配をつけるほうが健康的に飼育できる。バスキングライトが消えた後は25度くらいまで下げるのが良い。
- 大型のウェットシェルターか隠れ家が必要で、水入れや餌入れも必要。
- 床材は乾燥地帯用のデザートソイルやウォールナッツサンドなど。
- 霧吹きは1日1~2回程度。
- 餌は主に野菜で、イグアナ用の人口フードや、たまに昆虫も食べる。野菜は小松菜やベビーリーフなど。昆虫はコオロギやミルワーム、ゴキブリなど。
コーンスネーク

コーンスネークは、ペットスネークとして最もポピュラーな種類で、毒がなく、おとなしくて人に慣れることから、非常に人気の高い種類です。色柄(モルフ)も豊富で、自分好みの個体を選ぶことができます。
環境に適応する能力が高く、野生では様々な環境で生息しています。
ケージサイズや飼育のポイントは以下の通りです。
- 最大体長は120~180㎝程度。おとなしい個体が多く、噛むことはめったにない。ハンドリングが可能かは個体による。
- ケージサイズは幅60㎝×奥行45㎝×高さ30㎝以上あれば飼育可能。一般に、とぐろを巻いた時の3倍のスペースが必要とされる。
- 基本的に夜行性だが、朝夕の涼しい時間に活動することもある。昼は隠れ家でじっとしている。
- 野生下では森林や岩場、人里など様々な環境に生息している。基本的には地上を動き回るが、木登りも得意。岩や木などを立体的に設置すると、動きに多様性が出て面白い。
- バスキングライトやUVBライトは不要。
- ケージ内温度は20~30度くらいが良いとされる。パネルヒーターを設置することで温度が高い場所と低い場所を作る。昼夜の温度勾配をつけるほうが健康的に飼育できる。
- とぐろを巻いて全身が浸かれる水入れと隠れ家が必要。隠れ家は、ウェットシェルターや水苔を配置するなど、「湿った巣穴」を作ってやると脱皮不全を防ぐことができる。
- 床材はヤシガラやウッドチップなど。ペットシーツで飼育している人も多い。
- 湿った隠れ家を準備しておけば、霧吹きは必要ない。
- 餌は冷凍マウス。成長段階にしたがってサイズを変更する。アダルトは週1~2回の給餌で十分。
ミルクスネーク

ミルクスネークは、コーンスネークと同じナミヘビ科のヘビで、赤と黒のバンド模様が特徴のペットスネークです。野生の個体は赤黒バンドがはっきりとしていて、猛毒を持つ「サンゴヘビ」にそっくりです。ミルクスネークに毒はありません。
コーンスネーク同様、多数の色柄(モルフ)が販売されています。飼育方法も、コーンスネークとほとんど同じで大丈夫です。コーンスネークは単色の個体が多いですが、ミルクスネークは模様がはっきりとしているので、また違った魅力がありますね。
ケージサイズや飼育のポイントは以下の通りです。
- 最大体長は80~150㎝程度。おとなしい個体が多く、噛むことはめったにない。しかし同時に臆病であるためストレスを感じやすく、ハンドリングには不向き。
- ケージサイズは幅60㎝×奥行45㎝×高さ30㎝以上あれば飼育可能。一般に、とぐろを巻いた時の3倍のスペースが必要とされる。
- 基本的に夜行性だが、昼間に活動する個体もいる。
- 野生下では森林、草原、農耕地などに生息している。基本的には地上を動き回るが、木登りも得意で、コーンスネークよりも木に登る頻度は高い。岩や木などを立体的に設置すると、動きに多様性が出て面白い。
- バスキングライトやUVBライトは不要。
- ケージ内温度は20~30度くらいが良いとされる。パネルヒーターを設置することで温度が高い場所と低い場所を作る。昼夜の温度勾配をつけるほうが健康的に飼育できる。
- とぐろを巻いて全身が浸かれる水入れと隠れ家が必要。隠れ家は、ウェットシェルターや水苔を配置するなど、「湿った巣穴」を作ってやると脱皮不全を防ぐことができる。
- 床材はヤシガラやウッドチップなど。ペットシーツで飼育している人も多い。
- 湿った隠れ家を準備しておけば、霧吹きは必要ない。
- 餌は冷凍マウス。成長段階にしたがってサイズを変更する。アダルトは週1~2回の給餌で十分。
飼育個体を選ぶ際に一番重要なこと
「60㎝以下のケージで飼育できる爬虫類10選」、いかがだったでしょうか?
今回挙げた爬虫類は、60㎝以下のケージで飼育できて、かつ初心者にも飼いやすいものを選んでいますので、種類選びの参考にしていただければ嬉しいです。
しかし…やっぱり一番重要なことは「自分が飼育したい種類・個体を選ぶこと」ですね。「飼いやすいから」という理由だけで好きでもない種類を飼育するよりも、ペットショップや爬虫類イベントで「この個体を飼いたい!!」と一目惚れした個体を飼育するのが良いと思います。
私が初めて飼育した爬虫類は「アカメカブトトカゲ」でした。黒くてゴツゴツした肌、目の周りの赤い模様に一目惚れして購入しました。アカメカブトトカゲは初心者向けと呼ばれることもあるのですが、個人的には全然そんなことはなく、むしろ飼育難易度はけっこう高いと思います💦💦
ですが、一目惚れしたあのフォルムを、自分好みのレイアウトでずっと見ていられると思うと、苦労も苦労でなくなります!「こいつのためなら頑張れる!」と思う気持ちは、生き物の飼育において何より重要なポイントだと思います。
ですので、「爬虫類を飼いたい!」と考えているなら、ぜひ、爬虫類ショップやイベントなどで色々な生体を見て、自分が「飼いたい!」と思う種類を探してみてください!
きっと、良い出会いに恵まれると思います!
それではまた、別の記事でお会いしましょう!